2015/07/25

神楽坂まつり 2015

今年も、神楽坂祭りに立ち寄ってきました。

もちろん、メインは阿波踊り。

今年の人出は例年に比べ多かった気もしますが、めちゃくちゃ混んでいるということでもなく、どこにでもあるお祭りの混雑具合といったところでしょうか。



あたりまえのことですが、早稲田通り沿いの歩道の最前列はすでに人が座っていてその後ろに2重、3重に立ち見の人が取り巻くという状況ですので、写真は大して期待していませんでしたのであしからず。



まずは動画から・・・






そして写真です。





















2015年の神楽坂まつりは本日(7月25日)までです。

阿波踊りは19:00から。

予定のない方はどうですか?



詳しくはこちらに情報があります。

神楽坂通り商店会

http://www.kagurazaka.in/matsuri/


2015/07/18

しずくの世界修行中 - その1

今年、浅井美樹さんの「幸せのしずく」という写真集を入手してから、マクロの世界に対する見方が変わりました。
今まで見てきたマクロ写真は、ある意味「そこにあるものを撮る」というスタイルのもの。浅井美樹さんのマクロ写真はもう芸術作品。こんなの撮れたらなーなんて思ってしまったのが始まり。
こういった作品の取り方は、作者独自の技術であり、なかなか公開しないのが当たり前なのに、浅井美樹さんは写真集や各種メディアの取材に対して隠すことなく全てを公開しています。
まず、自宅の庭が撮影場所というのにはビックリ!自宅のダイニングもスタジオになるようです。

いろいろ教えてくれているのだから、やることは分かっているのだからきっとできるはず。
ということで、やってみた。
で、知っているのと出来るのは全く異なることを身をもって知ることになります。

この写真が僕が初めて試したしずくちゃんです。
7月の炎天下の中、自宅の庭にて撮影を行いました。
題材は同じく庭の紫陽花。
チョキンと切ってきた紫陽花を一輪挿しにしての撮影です。
手前にもう一本の紫陽花を切ってきて、その葉にスポイトで雫を垂らし、紫陽花の一輪挿しの花がちょうど雫に入るように配置します。
言葉にすると簡単ですがここまでが大変でした(^_^;)

屋外は風が吹くのですよね。
マクロの撮影ではピント合わせがミリ単位となるので微風で葉が揺れてもピントが合わなくなります。
風が強ければ雫も落ちます。
形の良い雫もなかなかできません。
これを炎天下の中延々と撮影を続けるうちに紫陽花も萎れてきますので、ある意味時間の勝負です。
なんとか写真になったのがこの一枚という訳です。
最初の一枚はこんなものでしょうね。

にもかかわらず、この写真、縁あってチューリッヒ保険さんのFacebookファンページに採用いただきまして、一般の方に見ていただく機会を得ました。(スクリーンショットには個人名がありましたのでモザイク処理させていただきました)

ちとお恥ずかしい気もしましたが、せっかくの機会なので写真の掲載を快諾させていただきました。

2015/07/05

Photoshop Lightroom の新機能 かすみの除去を使ってみた

Lightroom CC 2015.1の新機能で「かすみの除去」というものが追加になったのでいくつかのシーンで使ってみました。

詳細は、Lightroomのヘルプ、「周辺光量補正、粒子効果、かすみ除去の効果」を参照いただくとして、早速以下のサンプルを御覧ください。

素材はRAWファイル(7310 x 4912サイズ)に対して「かすみの除去」効果のみを適用し、1600 x 1060サイズのJPEGとして出力しています。

サンプル1(風景 - 春霞)

薄っすらと春の霞がかかった山々の例です。
(上が適用前、下が適用後)

効果の強弱の設定具合によって見え方は変わりますが、少し強めに設定してみました。
春霞に浮かぶぼんやりした山の稜線がよりはっきりして見えると思います。

サンプル2(風景 - 強い春霞)

これ、富士山を撮りました。
分かりますか?

これは、コントラストを上げたり、それぞれの設定を駆使してなんとか富士山が見えるかどうかまで行けたと思いますがどうでしょう?

サンプル3(砂ぼこり)

運動会のシーンです。
砂ぼこり煙る中、子どもたちが霞んでしまった写真がどこまで行けるか試してみました。
(上が適用前、下が適用後)

一応、プライバシーに配慮して顔にモザイクをかけてしまったので効果の印象が薄れて見えるのは仕方ありませんが、これ、結構使えるのではないかと思いました。
全体にかかってしまった砂ぼこりがスッキリと消えてシャープさの増したいい写真に出来上がったと思います。

かすみの除去を適用すると、色合いが濃い目になります。あまり極端に設定するとイメージが大分損なわれる恐れがありますので、彩度を下げたりして不自然さが目立たないような微調整を行ったほうがいいかもしれませんが、概ね期待通りの効果が得られていると思います。